May.19(Thu.)
■今日という日。
好天の誕生日。自分の年齢におののく。
11時半、汐留で会議。迷走。不安が募る。
新橋駅前で古本まつりが開催されていた。時間があるので、一軒一軒、ゆっくり見てまわる。僕が入手したいのは60年代~80年代の日本SF。あるいは戯曲。どちらもほぼ出ていない。その手の本に強い古書店が出ていないということだろう。結局、一冊も買わず終わる。

大崎の光村アートギャラリーへ。「今子青佳書道展 筒井康隆『残像に口紅を』」を観る。

文字がどんどん消失していくという筒井康隆の長編小説全文を書にするという驚異の作品。ただただ圧巻。受付で文庫本を貸してくれたので、冒頭こそ照らし合わせながら読んでいたが、それを続けていると長編一作読むだけ時間が必要だ。途中から読む精度を下げて、流し読み。それでも一応、文庫本をガイドしながら。すると気になる箇所が見つかる。小説中に「男A」や電話機の算用数字が出てくるのだが、その部分は空白となっている。よくよく見れば、会話を示す「」もない。いずれも通常の書道の枠組みからはみ出るものだからか。文字が消失する小説の中に生じている新たな消失。見つけてよかったなあ。
大詰めはギャラリー内ではなく外から見える場所に展示されている。この展示構成もおもしろい。序盤は読みやすかったが、終盤に向かうにつれ、文字は崩れを増し、重なり、行も乱れていく。使える文字が少なくなり混沌としていく小説の感じを書で表現しているということか。

会場を出ると発熱したかのように頭がぼんやり。予定では恵比寿で買い物をするつもりだったが、その気力は消失。恵比寿を通り過ぎ、下北沢へ。「ミカン下北」内の『楽観』で塩ラーメンの昼食。

18時、オンライン会議。楽しく終わる。
夕食は家人(大)の作る鶏肉と野菜のソテーとラタトゥイユ。
『ダウンタウンDX』をオンタイムで観るも、気がつけば寝落ちしていた。最近、睡眠の質が悪いのでなあ。改善しないとなあ。